Filecoin、今話題のNFTの先鋒を走るFlowの公式ストレージになる

Pocket

皆さんはFlow(フロー)というブロックチェーンをご存知でしょうか?

「NBA Top Shot」や「クリプトキティ」など、NFT関連サービスをリリースしてきたDapperLabsが開発する新たなブロックチェーンであり、既に上場も果たしています。

[Flow] https://www.onflow.org/

NFTを牽引するDapperLabsとFlow

NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略称で、偽造することができないデジタルデータ(音楽や映像・画像を数値で表したもの)のことで、今、世界で話題沸騰中。

「デジタルデータであれば何にでも証明と価値をつけることができる」のが特徴です。

例えば「NBA Top Shot」では、有名な選手の一つの特典シーンの映像がNFTで売買されます。

最近では、現在のNBAキングと称されるレブロン・ジェームズの一昨年のダンクシュートの映像が2,000万円を超える値段で取引されました。

今後もこのNFT関連の市場は拡大を続けることが予想される中、その技術の先陣を切っているのがDapperLabsであり、

そのNFTやDefiを活用したアプリやゲームの仕組みを他のエンジニアでも開発・導入しやすいように設計されて提供されたのがFlowのブロックチェーンのエコシステムと言うことが出来るかと思います。

Filecoin、Flowの公式ストレージとしてコラボレーションが決定

Flowの普及が、Defiによる資産管理やNFTの今後の発展につながると言われていますが、我々も応援しているFilecoinの普及が、IPFSの発展に繋がると言われているのと同じ状況。

新しい技術により、新しい巨大市場の先鋭にいる共通点を持つこの2社。

なんとこのほど、FilecoinはこのFlowの公式ストレージとなったことが発表されました。

「NBA Top Shot」のような映像やデジタルアートのように、

NFTで取引されるメディア資産やデータは、Filecoinの分散ストレージ上で不変の形で保管・保護できるため、NFTと大変相性が良いということのようです。

これまでFilecoin / IPFS はシンプルなクラウドストレージとしての機能のように思われている傾向がありましたが、

データの保全性やセキュリティ、コストのメリットを活かし、さまざまなサービスへの導入の発表が続いています。

今回のFlowをはじめとした様々なIT先進技術のコアをFilecoinが担っていくことで、価値が安定して上昇することが期待できます。